ヘアカラーをしていい色になった~と思っていたら、日に日に色が落ちてきてる!なんで~?という経験、ヘアカラーをしている方なら誰しもがあると思います。
できればせっかくしたヘアカラー、色持ちをよくしたいですよね。
今回はトーンダウンをした髪の毛の場合の色持ちをよくする方法をお話ししたいと思います。
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トーンダウンとは
「明るい髪」すなわち「既に色素が抜けた状態」の髪の毛に「色素」を追加してあげるのがトーンダウンです。
カラー剤は主にアルカリ性のものが多いので、酸性の髪の毛にアルカリの薬剤を塗ることで毛髪表面にあるキューティクルをひらかせるのです。このキューティクルは毛髪をコーティングしているしているものなので、これを開かせることによって色が入ります。
ヘアカラーの仕組みを詳しく解説
イメージとしてはストローのなかにビーズを詰めるような感覚です。
ではストローの上下にある穴をふさがなかった場合、ビーズはどうなるでしょう?
ぎゅうぎゅうにつまっていたビーズがひとつ、ふたつと落ちていってしまったら空洞が出来ることによって他のビーズもぽろぽろと落ちていってしまいませんか?
この時、ストローは「毛髪」、ビーズは「色素」、ストローの穴が「キューティクル」に位置します。
キューティクルに出来た穴から色素が流れ落ちていってしまうのです。これがカラーリングの退色、色落ちの原因です。
カラー剤によって開かれたキューティクルはケアをしっかりしていないと開きっぱなしになり、
開いてしまったキューティクルはさらにペラペラはがれやすくなってしまいます。
そうなるとさらに色落ちしやすくなり、色持ちどころか色が入らないという事態に陥ってしまいます。
色落ちをさせない方法は?色持ちをよくする方法は?
100%全く色落ちをさせないと言うのは、正直不可能です。
なぜなら毛髪の中のメラニン色素を一度破壊しているからです。一度破壊したものは元には戻りません。
でも、色落ちを少しでも遅らせる、色持ちをよくする方法はあります。
もちろん私たち美容師はカラーリングやパーマをした後の髪の毛はphのコントロールは行いますし、事前に栄養不足の毛髪には補給してから施術を行うのです。
あとは、キューティクルを開いたままにしないこと!!!
これはご自宅でもできる方法です!ケアをすれば色持ちを格段によくすることができます。
ご自宅でできる方法
・濡れた状態で放置をせず乾かすこと
・洗い流さないトリートメントを毎日つけること
・頭皮や髪の毛に近い洗浄成分のアミノ酸系シャンプーで洗ってあげること
カラーリングで疲れた髪の毛を労ってあげることが色持ちをよくする、色落ちを防ぐコツですよ☆
以上、(ヘアカラーの色落ちする原因!色持ちをよくする方法とは)でした。
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