くせ毛対策



ストレートパーマ(縮毛矯正)のアイロンと髪の毛の痛みの関係

こんにちは。斉川ちゃんです。
今回はストレートパーマ(縮毛矯正)についての勘違いを、お話したいと思います。

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ストレートパーマ(縮毛矯正)とは、その名の通り髪の毛を真っ直ぐにするパーマです。
ただ、普通のパーマとは髪の毛の内部で起こっている効果が違います。
ですから、まず勘違いされやすいのはパーマのように時間が経てば、とれるということ。
ですが、基本的にはストレートパーマは一度かけてしまえば、とれることはありません。

 

最近は薬も変わってきたので、「基本的には」ということでご説明します。

 

ストレートパーマ(縮毛矯正)は、まず、パーマの薬剤で歪んで繋がっている結合を外します。
その後に、ストレートアイロンで髪の毛に140度の熱を2秒あてて、真っ直ぐにし、その状態で結合を戻すために薬剤をつけて固定するというもの。
普通のパーマと違うのは、2番目のアイロンで熱を当てるという工程です。

アイロンをすると髪の中はどうなるの?

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よく卵で例えられるのですが、生卵をフライパンで熱すれば、目玉焼きになりますよね?
ドロッとした液体状だったものが、固形に変わります。

 

ストレートパーマも同様、ストレートアイロンを当てることで中の髪の毛の中にあるタンパク質が、目玉焼きのように固形に固まると思ってください。
そうなってしまえば、もう戻りません。目玉焼きになってしまえば、黄身が真ん中からズレることはありませんよね?
なので、一度かけてしまえば真っ直ぐのまま。とれたと思うのは、根元から伸びてきた新しいくせっ毛が、いろんな方向に曲がっていてその影響で、真っ直ぐな毛先が、左右に向いているということです。

 

ちなみに、ストレート毛にパーマをかけるとキレイにかかりにくいのは、このタンパク質変性が原因です。
真っ直ぐに固めたものを歪めようというわけですから、かなりの力技です。
次に、勘違いされやすいのが、髪の痛みが少ないということ。

 

ストレートパーマをかけたら、髪がツルっとして指通りもよく、艶っぽく見えます。だから、あまり髪の痛みが無いと思いがちです。
しかし、薬剤を使い、ましてや140度の熱を髪に通しています。ドライヤーだって当てすぎると髪が痛むのに、そんな高温で直接髪を挟まれたら痛みがないはずがありません。

 

では、なぜ仕上がりがツルっとしているのか?
理由は簡単、ストレートパーマ(縮毛矯正)の最後につける、結合を繋ぐ薬には、コーティングするものが入っています。

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そのため、かけた直後はの髪の毛はツルツル。毎日シャンプーが繰り返されて、コーティングが落ちていけば、本来の髪の痛みが現れます。
縮毛矯正をかけたことがある方は、段々、指通りが悪くなったり、ガサついてくることが思いあたるのではないでしょうか?

 

それは、コーティングがとれて、本来の髪の痛みが顔を出したということです。
そうなったら、サロントリートメントをして髪の痛みを補修しましょう!
以上、ストレートパーマ(縮毛矯正)に関する勘違いでした。

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