ヘアケア



ヘアアイロンの熱で髪の毛が痛む理由

今はヘアスタイルにこだわりを持っているオシャレさんがとってもたくさんいますね。そんな方たちの必須アイテム、ヘアアイロン!ストレートアイロンやコテ、波ウェーブを作るためのヘアアイロンもありますね。

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もちろんヘアアイロンの用途はさまざまで、ヘアアイロンを髪の毛にクセを付けるためではなく、クセを伸ばすために使っている方もいますね。パーマ風にも巻けるし、気分によってストレートにもワンカールにも…!オシャレさんには髪の毛欠かせないものですね。

 

そんなヘアアイロンの悩みの種が髪の毛が傷むということ。よくヘアアイロンを使っているお客様から髪の毛が傷むという悩みを聞きます。

 

「毎日ヘアアイロンで髪を巻いていってるんだけど、毛先がチリチリぱさぱさなの!これって熱による髪の毛ダメージ?毎日ヘアアイロンを使っていると髪の毛が傷むの」

 

 

その通りです。ちりちりぱさぱさは、熱による髪のダメージからやってきます。

 

ヘアアイロンの熱で髪の毛が痛む理由

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まず、アイロンを使うことによって起きるのは「タンパク変性」別名「熱変性」と呼ばれるものです。

 

これは、たんぱく質の髪の毛とアイロンやドライヤーなどの熱が反応し、硬化させるものを指します。

 

髪の毛が硬くなる理由とはどういうこと?

 

生卵を熱したフライパンで焼くとどうなるでしょう?固まって目玉焼きになりますね。このとき、生卵のたんぱく質が熱に反応してタンパク変性をおこしているのです。これが髪の毛でも同じことがおこっています。

 

そもそも髪の毛の成分の80~90%はたんぱく質で出来ており、10%が水分で出来ています。そこに熱を加えるというのは髪の毛にタンパク変性をおこしつつ、髪の毛から高温で水分を奪っているのです。これがヘアアイロンで髪の毛が痛む理由です。

 

髪の毛が痛む目安としては、60度から徐々に髪の毛の内部がタンパク変性をおこしはじめます。ドライヤーの温度は約90度~120度と言われていますので、ドライヤーで髪が傷むといわれるのもこの熱が原因です。

 

またヘアアイロンのなかでも低温と言われている120~140度でも髪は痛むので安心できないのです。

 

ましてや180度のヘアアイロンとなればタンパク変性をおこしやすいのは一目瞭然ですね。ですがドライヤーはキューティクルを閉じるのに大切なもの。あまり近くから熱を当てなければタンパク変性はおこしにくいので注意して使用してくださいね。

 

必須品のヘアアイロンは180度くらいで髪にあてるのは3秒以内にする事!!そうすれば髪が痛むタンパク変性をおこしにくいので、ヘアアイロンは正しい使用方法で使ってくださいね☆

 

以上、(ヘアアイロンの熱で髪の毛が痛む理由)でした。

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