30代になると徐々に白髪になりはじめ、ファッションカラーから白髪染めに移行する人も増えてきます。そうなると白髪染めくらいならと、美容院に行かず自分でカラーをするケースも多く、市販のカラー剤でも様々な種類の白髪染めが見られるようになりました。
では美容院で白髪染めするのと、市販のヘアカラー剤を使って自分で白髪染めるのではどのような違いがあるのでしょうか?
スポンサーリンク
〈そもそもなぜ白髪になるのか〉
髪はメラニン色素によって色が決まります。髪が白くなるのは、このメラニン色素を生み出す細胞や酵素が働くなることで起こります。
原因となるのは、老化、遺伝、病気、ストレスなどが考えられ、はっきりとした原因はまだ不明です。血行障害、頭皮環境、生活習慣の乱れから、毛根に栄養分がいかなくなるとメラニン色素が生成されず白髪になりやすいです。
〈一度白髪になると黒に戻らない?〉
老化で白髪になる場合を除いて、ストレス等が原因の白髪の場合はストレスを解放し、頭皮環境を整え、ビタミンAやミネラルなどの栄養をしっかりと取れば黒く戻る場合もあります。
一般的に女性は35歳、男性は34歳で出始めると言われています。白髪が出ても抜いてはいけません。抜くと毛根を傷つけてしまい薄毛の原因にもなるので注意しましょう。
「白髪を抜くと増える」という人もいますが、白髪を見つけた時と白髪が増え始める時期がかぶり、抜いたから増えたと勘違いする人が多いようです。抜くよりも根元付近から切るようにしましょう。
ただし表面の髪の毛やトップの白髪を切るとピュンピュンと立ち上がるので注意が必要です。さらに白髪が増えてくるようなら白髪染めが必要になってきます。
《市販でする白髪染めと美容院でする白髪染めの違い》
【美容院の白髪染め】
☆ 2剤の違い・・・2剤(過酸化水素)の濃度に違いがあり、髪のダメージ等によって使いわけます。
☆ 色の数が多い・・・明度や彩度、色相など様々な種類の薬剤から色を選択し好みにあった色にできる。
☆ デザインの違い・・・ウィービング、ホイル、ハイライト、ローライトなどのデザインの技術を使い多種多用のデザインを表現できる。
【市販のカラー剤での白髪染め】
☆様々な形状がある・・・クリーム、泡、乳液など自分でも染めやすくできている。
☆色が少ない・・・誰でもある一定の仕上がりになるように、ブラウンを多く含んだカラー剤がほとんどで、寒色系の色味がすくない。
☆2剤の濃度・・・2剤の濃度は一種類で塗り分けができないので、セルフカラーをよくする人はダメージしやすい。
【まとめ】
白髪の原因は不明です。白髪染めする場合、市販の白髪染めで染めると2剤が選べない分、必要以上にダメージを受ける可能性大!デザインや色のバリエーションが美容院の方が豊富。
以上、(市販の白髪染めと美容院の白髪染めの違い!白髪の秘密知ってますか?)でした。
スポンサーリンク