「髪の毛をブリーチしてしまうとパーマがかけれなくなりますよ」と美容室で言われた経験、意外とある人多いのではないでしょうか?髪の毛をブリーチをしていると本当にパーマがかからないのか実験してみました。
今回のスーパーモデルはブリーチ4回、カラー6回の髪です。(髪の毛が切れていないのが不思議です)
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ブリーチした髪の毛にパーマをかけてみました!実験その結果は??
スーパーモデルさんの髪の毛を濡らした時の写真です。髪の毛の毛先の方はブリーチの回数を重ねているためダメージがスゴイです(笑
ここでブリーチした髪の毛にパーマをかける上で大事なことは、髪が濡れている時の触り心地です!髪の毛を触った感触がヌルヌルやテロテロだとダメです。シャリ!っという適度な硬さ、つまり髪の毛に芯がないとパーマはかかりません。
この感覚は美容師ではないと見抜けないと思います。このモデルさんの髪はほんの少し芯がありそうなのでかけてみました!
まずパーマを巻く前に髪の毛にトリートメントを塗布して栄養補給をします。ブリーチやカラーなどのダメージで流出した髪の内部を補給します。髪の毛は手巻き寿司の様な構造をしています。芯(ネタ)とタンパク質(米)とキューティクル(のり)に分けられこの作業は、お米の部分を補給していることになります。
パーマを巻き終えた写真です。1番髪の毛に負担のかからないクリープパーマでかけます。
蒸しタオルでじっくり時間をおいて髪の毛に薬を浸透させます。
じっくり時間をおいた後にしっかりパーマ液をお湯で流し、パーマを巻く前につけたトリートメントをつけます。このトリートメントは髪の毛の接着剤の役割もあるのでもう一度塗って時間をおきます。
運命の瞬間です(笑
元々、スーパーモデルさんの髪は直毛なので最初の写真と比べるとパーマがかかったのがわかります!無事にかかってよかったです(笑
乾かしてスタイリングするとこの様に、フワッと自然なカールが出るスタイルになります。
大成功です!!!
パーマのメカニズムは簡単に言うと、毛髪内のタンパク質を流動させてカールをつくります。パーマをかけるうえで大事なのが髪の中のタンパク質になるのです。
髪の毛をブリーチをするとそのタンパク質を破壊してしまい、キレイなパーマやカールを出すことが難しいので、お客様にはパーマをかけない方向でお話しすることが多いのも事実です。
一度ブリーチをした髪の毛はとてもデリケートになりますし、お客様の髪をなるべく痛ませたくないという気持ちで、パーマをかけれないと言う美容師さんも多いかと思います。
人それぞれ髪質やダメージレベルが違うので一概には言えませんが、髪の毛をブリーチをしてもかけれるパーマはあります。ただ髪がロングの方やダメージが本当にひどい場合は難しいです!
以上 「ブリーチした髪の毛にパーマをかけてみました!その結果は??」でした。
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