美容院でカラーやパーマの仕上がりを最後に見せてもらい、「可愛い!」「素敵!」など、思い通りに仕上がっていると嬉しいですよね。
美容師としても、そんなお客様の喜びの表情が見れた時ほど嬉しいものはありません!!
ただ、そんな仕上がりも美容師のプロとしての技術があるからというのも事実です。
お客様が帰られてから、毎日同じように出来ないことがある、、という声をお聞きします。
そこで今回は、少なからずカラーやパーマで痛んだ髪を技術以外で最大限に美しく魅せる為のスタイリング剤の選び方をお伝えしようと思います。
それぞれの特徴に合わせたスタイリング剤を使って頂くことで、技術をカバーするほどの結果が出るはずです!
ただ、傷んだ髪の毛は死んでしまった細胞なので一度傷んだ髪の毛は直すことは不可能です。
なので外から水分や油分を補い、また紫外線などのダメージから守ってあげる必要があるのです。
自分にはどんなスタイリング剤やトリートメントが効果的なのか、参考にしてみて下さい!
ではスタート!
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施術別美容師オススメスタイリング剤
ヘアカラーによるハイダメージ毛に効く!
カラーで染まった髪の色を綺麗に発色させようと思うと、髪の内部に適度な水分が必要です!
傷んだ髪は水分が奪われ、乾燥しやすくなります。
せっかく綺麗に染まっているのにも関わらず、髪が乾燥した状態はもちろんNG!
油分が多すぎるタイプのトリートメントもあまり適していないように思います。
比較的油分が少なめのサラッしたクリームタイプやミストなどのケア剤が適しています。
そんな方にまずオススメするのは、このタイプのトリートメント・スタイリング剤です。
(B1 B3)
洗い流さないトリートメントで、お風呂上りなど濡れた髪につけてから乾かすと、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
また、洗い流さないので1日中髪の内部の水分を維持してくれます。
1,3,5,7と番号があり1番はミストタイプで3番がクリームタイプになります。
どちらも油分が少なめのものなのでオススメです!
(フェアルシア)
こちらはトリートメントにプラスして、紫外線予防の為のスプレーなどを重ねてつけることで、退色をしっかり防ぐことが出来ます。
セット力は無いものの、髪の表面をコーティングしてくれて紫外線予防が出来るので最適です。
ヘアカラーを繰り返したハイダメージ毛は直すことはできませんが、こういったタイプのヘアケア剤やスタイリング剤を使うことで、
髪の毛の水分が補うことができ、また乾燥を防げるので最大限綺麗にカラーを見せることが出来て、なおかつ退色から守ってくれるでしょう!
パーマによるハイダメージ毛に効く!
パーマの薬剤も進化を続けており、ダメージの少ないパーマ施術も可能にはなってきました。
しかしパーマを当てるまでにカラーをされている女性の方が多いという現状や、男性などでしっかり目にパーマを当てられてる方など、求められるデザイン次第では、まだまだ多少のダメージは避けられないと思います。
よく耳にするお客様の声として、ごわつきやパサつきなどが気になるという方が多いですね!
そんな髪に必要なのが、ツヤ感や触った質感、指通りの良さなどではないでしょうか!
髪の内部の水分を守ってくれるような油分が少し多めぐらいのヘアケア剤が適してると言えます!
とにかくパーマが綺麗に見えるようにスタイリングしましょう!
(B3 B5)
こちらの洗い流さないトリートメントは髪の水分を守ってくれます。
どちらもクリームタイプで、油分が含まれていますが髪質に合わせて質感が選べます。
デジタルパーマ(熱)によるハイダメージ毛に効く!
デジタルパーマなどは表面よりも、内側にダメージがある方が多いです。
(デジタルパーマのような熱を使うパーマを必要とするお客様の髪の状態が既に少し痛んでいるという前提です)
スタイリング剤のオススメは、デジタルパーマである程度しっかり形が出来ているので、セット力が比較的弱いもので大丈夫です。
パーマのデザインを生かす為にも、軽いタイプで水分を補うことをまず一番に考えます。
(B1 プレジュームドロップ2)
それでも毛先の乾燥などが気になる方やハイダメージ毛の方は、合わせてオイルなどの油分も毛先などに重ねづけすれば大丈夫です!
(B7)
以上のように、それぞれお客様の髪質以外にもカラーやパーマの種類に合わせてスタイリング剤を選ぶことによって、
傷みを直すことはできなくてもより一層美しい仕上がりになります。
お客様一人一人に合わせたスタイリング剤をご提案するのも、美容師の仕事です。
是非傷んだ髪やハイダメージ毛、お家でのスタイリングなどでお悩みの方は、お気軽にご相談下さい!
以上、(ハイダメージ毛を直す美容師オススメスタイリング剤!傷んだ髪に効く)でした。
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