髪の毛を乾かしていたり、結んだり、はたまたふとした瞬間に見えてしまった、白髪。みつけるとやっぱりショックですよね!
ついに生えてきたかと思わずがっかりしてしまいます。そんな時みなさんはどう対処をしていますか?切る、抜くという方法をよくお聞きします。でも抜く方法、実はNGだって知っていましたか?
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なぜ白髪を抜くのがいけないのかというと、そもそも髪の毛を抜くということ自体がNGなんです。白髪はいわば「正常な髪」。とっても健康な髪の毛なのです。これに無理に外部刺激を与え、引き抜くとなると頭皮にダメージが与えられるのは想像がつくと思います。
ですが、頭皮だけではなく、そのもっと奥の毛根や毛包にまでダメージが与えられるので、正常な髪の毛が生えてこなくなる可能性もあるのです!抜いていた部分にだけクセが出るなどのトラブルが起こりやすくなります。
今すぐに白髪を無くしてしまいたい!という気持ちはとてもわかりますが、それなら白髪のみを根元から切ってしまった方が抜くよりはまだましです。
根元空白が起きる方法は、頭皮や毛包にダメージを与えることなく白髪を取り除くことが可能ですが、健康な髪の毛だけあって伸びてきたときにはつんつんと立ち、なおさら目立ってしまう危険性があるので何本もある、という方は控えていただいた方がいいですね。
そんな厄介な白髪って…そもそもなんなの?
白髪になる原因とは
髪の毛の色はユウメラニンとフェオメラニンで構成されています。日本人の髪の毛はほとんどがユウメラニンと言ってもよいでしょう。このメラニンを発生させるためのメラノサイトは毛根の一番下にあります。
髪の毛本来の色は白で、メラノサイトでメラニンが混ぜ合わさり色のついた髪の毛が生えてくるのです。
白髪はこの時メラニンが作り出せなくなる原因によって生えてきます。メラニンを作り出すのに必要なものが「チロシン」というアミノ酸とミネラルで、これが不足していると髪の毛に色をつけることができなくなってしまうという仕組みです。
大部分の原因は加齢によるものなので、大体の人が白髪が生えてきて当然です。白髪をなくしたい!というよりも頭皮や髪の毛をいたわりながらうまくお付き合いしていく方法をオススメしています。
以上、(白髪を抜くとどうなるの?白髪になる原因とは!!)でした。
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