みなさんこんにちは!
美容室4cmの山元です!
最近、美容室のメニューで『髪質改善』というワードをよく見かけませんか?
某テレビ番組でも紹介されたこのメニューは、縮毛矯正と混同されがちですが、実は似て非なるもの。
でも実際にその違いを知っている方は少なくないと思います。
今回は、髪質改善と縮毛矯正の違いや、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します!
副店長
山元
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最近話題の髪質改善って何?
髪質改善とは、ダメージの少ない薬剤を使って髪をストレートにする施術のことです。
副店長
山元
「髪質改善」という名前ですが、実際にあなたの髪質をガラッと変えるものではありません。
髪の毛のゴワツキや広がり・手触りをよくしたいけど、縮毛矯正をかけるほど髪にくせがあるわけではない。
そんな方にぴったりのメニューですね!
※ちなみに「髪質改善」とメニューは美容室によって様々なネーミングがされています。
当店美容室4cmでは「ストリートメント」というメニューで施術しております。
髪質改善メニューをすることで髪の毛に最小限のダメージで髪にツヤが出たり、手触りが良くなってサラサラの髪質になりますよ。
- 年齢を重ねるうちに、くせが出てきた
- うねりやボリュームを何とかしたい
という人にはぜひ一度試していただきたいメニューです!
当店の『ストリートメント』についての紹介や口コミはこちらをご覧ください♪♪
『ストリートメントとは!持ちの良いトリートメントで値段もお手頃』
髪質改善の工程
髪質改善の工程は、縮毛矯正とは違います。
ここからは、髪質改善の工程を詳しくご紹介します!
※紹介する工程は美容室4cmで行っているストリートメントの工程です。
他の美容室では工程が異なる方法で髪質改善メニューをされることもあるので、一例として参考にしてください。
カウンセリングとシャンプー
まずはお客様の髪質のチェックをして、それに合った薬剤をチョイスします。
その後は髪の毛をしっかり洗い整髪剤やホコリなどを落として、トリートメントが髪に浸透しやすい状態にします。
髪質改善トリートメントを塗る
シャンプーの後は、髪質改善トリートメントを塗っていきます。
この髪質改善トリートメントというのが、縮毛矯正との違いですね。
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山元
こうすることで縮毛矯正をするよりも髪の毛への負担を減らしてツヤを出したり、手触りをよくすることができるんです
お店によっては、前処理をしてからトリートメントを塗るケースもあります。
熱を加えて30分ほど置く
縮毛矯正なら薬剤を流してからヘアドライ→アイロンを使うという工程ですが、髪質改善の場合はここで加温機(髪の毛に熱を当てる機械)もしくはドライヤーを使って髪に熱を加えます。
ヘアアイロンを使うと髪の毛はストレートになりますが、その分髪の毛にダメージを与えてしまうためです。
(お客様の髪質によっては軽くヘアアイロンを使用することもあります)
髪を温めて30分ほど経ったら、髪の様子をチェックして薬剤を洗い流します。
そして全体的に髪の毛を乾かすと完成です。
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山元
縮毛矯正とは違いナチュラルな仕上がりになることもお客様に喜ばれています!
髪質改善の料金や施術時間
髪質改善の料金は美容室によって異なりますが、相場は10000~20000円です。
よく見るのは、15000円あたりですね。
施術時間は1~2時間ほどです。
ただ、美容室の込み具合や工程の違いによって前後する可能性があるため、施術後の予定には余裕を持った方がよいでしょう。
髪質改善のメリット
髪の広がりや手触りが気になる人の心強い助っ人となる髪質改善メニュー。
具体的には、どんな効果があるのでしょうか?
髪質改善がもたらすうれしいメリットについてご紹介します!
髪がサラサラ・ツヤツヤになり軽やかな印象に!
ハイダメージの髪はゴワゴワ・チリチリとした質感のため、指どおりが悪く、ツヤも出にくい傾向があります。
髪も広がりやすく、頭が大きく見えてしまうという悩みを抱える人も少なくありません。
しかし、髪質改善をすれば髪の表面が整えられます。
さらに表面をしっかりコーティングされるため、指どおりのよいツヤツヤなストレートヘアが手に入りますよ!
髪がストレートになったことでボリュームが抑えられ、軽やかな印象に。
髪質改善の体験者の口コミでは
- 今までまとめ髪しかできなかったけど、自信をもって髪をおろせるようになった!
- エアリーな髪型ができるようになった!
という声もたくさん集まっています。
副店長
山元
継続することでさらに効果が実感できる
カラーやパーマなどは、回数を重ねるうちにダメージが大きくなることも。
しかし、髪質改善は回数を重ねれば、髪質がどんどん改善されてもっとキレイになります!
もちろん加温機やアイロンなどで熱処理を加えることで、髪がダメージを受けてしまうのも事実。
ただ、きちんと前処理を施し、その人に合った強度の薬剤をチョイスすることで、ダメージは抑えられます。
副店長
山元
髪質改善のデメリット
ダメージへの負担を抑えながらサラサラ髪にしてくれる髪質改善。
しかし、そんな髪質改善にも弱点はあるんです。
ここからは、髪質改善のデメリットをご紹介します!
強いくせはストレートになりにくい
髪質改善は、強いくせ毛の人にはあまり向きません。
確かに、髪質改善は髪をストレートにしてくれる効果がありますが、髪質によっては充分な効果が感じられない場合もあります。
例えば、根元から毛先まで続いているようなくせ毛や、『アイロンをしてもすぐにくせが出てきてしまう』という強いくせ毛を完璧にストレートにするのは困難です。
ただ、強いくせ毛でも、回数を重ねていくうちに徐々に効果が見えてくることもあります。
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山元
パーマやカラーがとれやすい
髪質改善の前にパーマやカラーをした場合は注意が必要です。
髪質改善は、薬剤を髪内部に浸透させてストレートにするもの。
そのため、パーマやカラーがとれやすくなります。
(このことは縮毛矯正も同じことなのですが、ダメージの少ない髪質改善の後なら大丈夫と思っている人が多いので、今回髪質改善のデメリットとして紹介させていただきました)
『髪質改善の後なら大丈夫』と思う人もいるかもしれませんが、残念ながら答えはNOです。
髪質改善の直後にパーマやカラーをしても、上手く入らない可能性が高いです。
パーマやカラーをするなら、髪質改善をしてしばらく経ってからにしましょう。
副店長
山元
一緒に計画を立てましょう!
持続力は1~3カ月程度
髪質改善の効果が持続するのは、1~3か月程度と言われています。
持続力には個人差がつきものですが、基本的に3カ月以上経つと徐々に髪のくせが出てくることがほとんど。
髪質改善をした後の状態を長持ちさせたいのであれば、ご自宅でもしっかりケアをすることが大切です!
髪のくせが強い人は『縮毛矯正』がおすすめ!
髪質改善は、ダメージをケアしながらまとまりのある髪にしてくれる効果があります。
しかし、髪に優しい薬剤を使っているため、人によっては数日で髪のくせが気になってくることも。
先ほども紹介しましたが、髪のくせが強い人や『とにかく髪を真っ直ぐにしたい!』という人には、縮毛矯正がおすすめです。
それでは、縮毛矯正の基本的な成分やメカニズムをみていきましょう!
縮毛矯正のメカニズムと工程
縮毛矯正では、主に2種類の薬剤を掛け合わせて使います。
- 1剤…アルカリ剤、還元剤
- 2剤…髪を固定・コーティングさせる薬剤
簡単に説明すると1剤で髪の毛を柔らかくして、そこに熱を加えて、まっすぐになった髪に2剤を塗り、ストレートの形状を維持させます。
最後に表面をコーティングする…というのが主な流れです。
つまり、『柔らかくなった髪を熱の力でストレートにして薬で固定する』というメニューですね。
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山元
縮毛矯正の料金や施術時間
縮毛矯正の相場は6000~10000円と幅広いのが特徴です。
平均的な施術時間は2~3時間と少し長め。
もちろん美容室によって薬剤や工程数も変わるため、予約の際は忘れずに確認しましょう。
縮毛矯正のメリット
髪質改善が流行する以前から親しまれていた縮毛矯正は、今ほとんどの美容室で取り扱っている人気のメニューです。
ここでは、人気の理由についてまとめてみました。
強いくせ毛もストレートになる
前項でも解説した通り、縮毛矯正は『髪の成分を分解し、熱を加えて整える』というメニューです。
チョコレートの湯煎を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
どんな形のチョコレートも、溶かして固めれば形が均等になりますよね。
縮毛矯正もそれと似ています。
適切な調合や時間の使い方を心がければ、強いくせ毛もストレートにまとまります。
持続力が長い
縮毛矯正の持続力は『半永久的』と言われています。
基本的に縮毛矯正をかけた部分はずっとストレートのままです。
ダメージが大きい場合にうねってくることもありますが、適切にヘアケアを行えば、持続力を保つことができます。
もちろん、新しく生えてきた部分は縮毛矯正がかかっていないため、女性の場合は3か月、男性の場合は2か月おきにリタッチ縮毛矯正をしましょう。
ポイント縮毛矯正でコストを抑えられる
髪質改善は安くても1万円かかってしまうのですが、縮毛矯正は『ポイント縮毛矯正』で気になる箇所だけ施術を受けられます。
ポイント縮毛矯正の相場は3000~5000円程度。
副店長
山元
次のようなくせが気になる部分にポイント縮毛矯正をかけるお客様が多いです。
- 前髪
- 顔周り
- つむじ周り
縮毛矯正をかける部分が少なければ、髪全体のダメージも抑えられます。
ダメージやコストを最低限に抑えたい人は、ポイント縮毛矯正を受けてみてはいかがでしょうか?
縮毛矯正のデメリット
くせ毛さんの強い味方である縮毛矯正ですが、残念ながらデメリットもあります…。
縮毛矯正をかける前に、今一度縮毛矯正のリスクや気を付けるべきポイントを確認していきましょう!
髪が傷みやすい
縮毛矯正では美容室にあるメニューの中でも、髪の毛がダメージを大きく受けるメニューなんです。
それだけ薬やヘアアイロンを使って髪の毛をストレートにするには負担がかかるということですね。
縮毛矯正の後に、『ストレートになったけど、髪がパサパサする』『前よりも髪が傷みやすくなった』と感じる場合は、施術によって髪の毛がダメージを受けてキューティクルが以前よりも開きやすくなっている証拠と言えます。
髪がペタッとした印象になることも
施術によっては、縮毛矯正をかけると髪が不自然にペタッとすることも…。
髪が細い場合や、薬剤を付けて置く時間が長い場合に起こりやすい現象です。
不安な人は、上記で挙げたダメージの少ない縮毛矯正を選ぶのをおすすめします。
また、一度髪がペタッとなってしまった場合は、ブローやスタイリングを工夫するのが改善の近道です。
髪を立ち上げてブローしたり、トップにカーラーを巻いたり、ワックスを使ったりして、ボリュームを出すように工夫してみてください。
新しく伸びてきた髪との境目がクッキリ分かれてしまう
縮毛矯正をかけた人の中から、度々挙がるのが『新しく生えた髪と、縮毛矯正をかけた部分の境目が気になる』という声。
副店長
山元
くせ毛の人にとって、根元のうねりはとくに気になるもの。
髪が伸びてくるたびに、憂うつな気分になるのは避けたいですよね。
そんなときは、ヘッドスパの出番!
ヘッドスパは、頭皮の皮脂汚れや角質を取り除き、うねりを抑える効果もあるんです。
※効果の感じ方には個人差があります。
『根元のうねりが気になるけど、まだ縮毛矯正をかけ直す時期じゃない』という場合は、ぜひ利用してみてくださいね。
全てのくせがヘッドスパでおさまるわけではありませんが、意外とヘッドスパをするとくせがおさまった気がするという方もいます!
髪質改善と縮毛矯正の違いまとめ
髪質改善と縮毛矯正の大きな違いはくせが伸びるか伸びにくいかの違いが大きいです!
くせはそんなに気にならないけど、手触りの良い髪にしたい人は髪質改善。
くせが気になってとにかくストレートヘアにしたい!という人は縮毛矯正をすることをおすすめします。
副店長
山元
美容室4cmではお問い合わせフォームでご相談を受け付けております。
もちろん、ご来店時での相談も歓迎です!
みなさんの御来店もお待ちしてます♪
以上『髪質改善と縮毛矯正の違い! メリットとデメリットのまとめ』でした。
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