ヘアスタイルを変えたい!
急に髪型を変えたくなる時ってありますよね?
しかし、中には次のような『くせ毛に関する悩み』を抱えている人も多いと思います。
『いつもストレートパーマか縮毛ばっかりで、新しい髪型にチェンジできない』
『パーマをかけて、ふんわりさせたいけど、くせ毛だから怖い…』
多くの人は、くせ毛にパーマはご法度!というイメージを持っていますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は『パーマに挑戦したいけど悩み中…』というくせ毛さんのために、くせ毛にパーマをかけるメリットとデメリットを解説します!
くせ毛歴=年齢の私の体験談も交えて、分かりやすく紹介するので、ぜひ気楽に読んでいただければ嬉しいです♪
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まずはくせ毛の特徴から知ろう!
くせ毛にパーマをかけるメリットとデメリットを知る前に、まずはくせ毛の特徴を知ってあなたの髪質への理解を深めましょう。
主にくせ毛とは毛根や毛穴の歪みによって「縮れた・ねじれた・うねった髪」です。
その原因は、タンパク質のバランスの悪さが例として挙げられます。
タンパク質のバランスが悪いと、次のような特徴がみられます。
こういった特徴から、髪がくねくねしたり、ボコボコした手触りになったりするのです。
くせ毛のメカニズムについてもっと知りたい人は、こちらの記事もチェック!
くせ毛の種類
くせ毛は主に4種類あります。
この中でも日本人に多いのは、捻転毛と波状毛といわれています。
ただ、4種類とも「乾燥している」「多毛に人に多い」という部分は共通していています。
特に連珠毛と縮毛は乾燥しやすいタイプです。
実は、上記の種類によってパーマの向き不向きがあります。
くせ毛にパーマをかけるメリット
それでは、くせ毛にパーマをかけるメリットとデメリットの解説に入ります。
まずは、メリットの方からご紹介していきます!
パーマがかかりやすくて持ちがいい
個人差はありますが、基本的にくせ毛はパーマがかかりやすいといわれています。
縮毛矯正やストレートパーマは1週間で取れることもあるのに…。何だか複雑な気持ちですね(笑)
確かに、うねった髪を真っ直ぐにするよりは、うねった髪をもう少し『くるん』とさせる方が簡単そうですよね。
実際、私がパーマをかけたときは、薬剤を使った『コスメパーマ』でも十分パーマがかかりました。
きちんとブローしていたので、持ちもかなりよかったです。
ただ、コスメパーマは髪に優しい分『強めのパーマをかけたい』『髪が太くて剛毛』という人には向きません。
熱を加えて形状記憶を行う『デジタルパーマ』ならパーマの持ちもよく、普通のパーマがかかりにくい人にもおすすめです!
元の髪の毛にパーマがなじみやすい
くせ毛の人は髪が元々うねっているため、元の髪の毛にパーマがなじみやすいというメリットもあります!
ストレートの人がウェーブ状のパーマをかけた場合、パーマがかかっていない部分とかかっている部分がくっきり見えてしまうことも。
一方、くせ毛の人は地毛とパーマの境目が目立たないため、よりナチュラルな印象になるのです。
私はポイントパーマをかけたときに、友人から『いいな~くせ毛。髪全体にパーマかけなくていいじゃん』と褒められて嬉しかった記憶があります♪
くせ毛には隅々までパーマをかける必要もないので、ダメージや費用も抑えられるのもよい点ですね!
スタイリングが楽になる
髪のくせが強い人の場合、縮毛矯正やストレートパーマをかけていたとしても、毎朝ストレートアイロンを使ってスタイリングすることもありますよね。
一方、パーマをかければ毎朝のストレートアイロンをかける必要がありません。
基本的なパーマのセットは、パーマがかかった部分に水やヘアスプレーを当てて、髪を指でくるくる巻きながらドライヤーで乾かすだけで完了します!
後は、ヘアワックスやヘアジェルなどのスタイリング剤を使ったり、部分的にコテで巻いたりすれば、よりスタイルが長持ちに♪
朝のスタイリングをより手軽にするには、お風呂後のヘアブローが大切です。
パーマの向きに髪を巻きながら、ドライヤーでしっかり乾かしていきましょう。
これはかけるしかありませんよね笑
くせ毛やパーマにオススメのスタイリング剤を知りたい人は、こちらの記事もチェック!
スタイリング剤の選び方!くせ毛やパーマにオススメのスタイリング剤とは?
くせ毛にパーマをかけるデメリット
くせ毛でパーマをかけたいと思っている人が一番気になるのは『くせ毛×パーマのデメリット』ではありませんか?
パーマにはメリットもありますが、残念ながらデメリットもいくつかあります。
パーマをかける前に今一度デメリットを知って、その上での解説方法を探してきましょう。
パーマのかけ方によってはボリュームが出すぎてしまう
『くせ毛にパーマをかけると髪の毛が爆発するよ!』といわれるのは、パーマのかけ方が原因です。
例えば、根元にボリュームがある人に根元からパーマをかけると、髪がさらに広がって頭が大きく見えたり、それこそ『爆発』しているような印象になったりします。
また、毛量が多い人の髪全体(表面だけでなはなく、内側も)にパーマをかけると、さらにボリュームが出てしまって、スタイリングしづらくなることも。
パーマをかけても分からないほどの強いくせがある人にも、同じことがいえます。
特に連珠毛や縮毛の場合、クセが強いため、パーマをかけるときはより慎重に!
パーマは髪が傷む原因にもなる
コスメパーマや低ダメージパーマなど、ダメージが少ないといわれているパーマも、髪へのダメージはあります。
パーマ剤の成分によって、髪のキューティクルがはがれ、そこから栄養が流出してしまうからです。
パーマ剤に加え、そこに熱を加えるデジタルパーマに場合も同様です。
特に、先ほども紹介した連珠毛と縮毛はダメージを受けやすいため、人によってはパーマ自体を控えた方がよい場合も。
パーマがかかりにくいですし、パーマがかかったとしてもすぐに形がくずれたり、ダメージで髪がゴワゴワになったりします。
私も学生時代に縮毛矯正をかけてからパーマをかけたことがあるのですが、その際は髪がチリチリになってしまし、結局パーマ部分の髪をカットしました…。
元の毛とは別方向にパーマがかかって不自然になることも
くせの方向は、髪の部分によって異なります。
パーマをかけるときは、元の毛と同じ向きにパーマをかけないと、不自然な仕上がりになってしまいます。
例えば、右回りにうねっている髪に、左回りのパーマをかけた場合、中途半端にうねってスタイリングしづらくなってしまうのです。
パーマをかけたいけど広がるのが怖い!そんなときの美容師からの提案
ここまで読んでみて、『くせ毛にパーマをかけたいけど、広がるのとダメージも気になる!どうすればいいの?』と悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで、今から美容師の私がおすすめする『くせ毛さん向けのパーマのかけ方』を解説します!
毛先だけポイントパーマをかける
くせ毛の人は根元からパーマをかけてしまうと、ボリュームが出すぎてしまいます。
パーマをかけるなら、毛先を中心にかけましょう。
そうすることで、髪のボリュームも抑えられますし、ふんわりとしたヘアスタイルが実現しますよ!
美容室4cmでは、ポイントパーマを3000円(カット別、長さによって金額変動)からご案内しています。
ただ、ご新規様はパーマのみの施術はおすすめはしておりません。
それは、私たち美容師がお客様の髪質や髪のくせを深く知った後で施術する方が、よりお客様の理想のヘアスタイルに近づけられるからです。
パーマをかけたいときはまず、気軽に美容室へご相談ください!
根元はストレートパーマor縮毛矯正、毛先はパーマ
毛量が多い人は根元はストレートパーマもしくは縮毛矯正をかけて、毛先はパーマをかけるという方法がおすすめです!
毛量が多いままパーマをかけてしまうと、たとえ毛先だけの施術であってもまとまりのない印象になることも。。
そんなときは、根元部分をストレートにすることで、髪の広がりが落ち着きます。
野暮ったい印象もなくなるため、こなれ感のある今っぽいヘアスタイルが実現しますよ♪
ちなみに、多毛・剛毛・くせ毛で悩んでいた私が行きついたのはこのスタイルです!
朝はブローだけでスタイリングが完了!とっても楽です♪
もちろん、髪へのダメージありますし、料金も高くなりますが、毎朝の手間を考えると個人的には『やってよかったな』と思います。
カットとトリートメントは必須
パーマをかけるときは、カットとトリートメントと併せて施術を受けるのがベストです。
髪の量を減らすことで髪が軽くなりますし、パーマで受けた髪のダメージも軽減させられます。
特に、根元にストレートパーマや縮毛矯正、毛先にパーマをかける場合は、髪へのダメージも大きいはず。
美容室4cmでは、髪のダメージにも最適なオーガニックシャンプー&トリートメント『ザ・オーガニック』を販売しております。
ホームケアにもこだわりたい人は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
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美容室4cmオリジナルシャンプー&トリートメント 「ザ・オーガニック」
まとめ
髪のくせの向きやパーマをかける場所をしっかり押さえておけば、エアリーでかわいらしいヘアスタイルが叶えられます。
くせ毛だからといって新しいヘアスタイルを諦めるのではなく、髪質やくせの生かし方を知って、あなたらしいスタイルを見つけていきましょう!
美容室4cmではお問い合わせフォームでご相談を受け付けております。
みなさんの御来店もお待ちしていますよ♪
最後までご覧いただきありがとうございました!
以上『くせ毛にパーマをかけるとどうなる?メリットとデメリットを美容師が紹介』でした!
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