市販スタイリング剤とサロンのヘアケア剤の違いは?
美容室で扱っているサロン専用ヘアケア剤は、髪質やダメージの状態、お客様の悩み、なりたい仕上がりのイメージに応じて商品が細かく分類されています。
サロンで使われているスタイリング剤は、美容師のアドバイスをもとに商品化されています。そのため、美容師が創るスタイルをお客様が表現しやすいように、スタイリング剤の品揃えも充実しています。
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サロンのヘアケア剤
・スタイルをキープするセット力の強いタイプ
・セット力の弱いタイプ
・髪をふんわりさせるタイプ
・髪をしっとりさせるタイプ
・髪をマットにさせるタイプ
などの質感の違いも出すことができます。
豊富なラインナップの中から、お客様一人ひとりのスタイルや髪質に合ったスタイリング剤を選び使用量、使用方法についてもしっかりお話しさせて頂くことができます。
ここで、美容室4cmのお客様にもよく聞かれる、多くの人が気になる質問にお答えしておきます。同じような悩みを持っている人の解決になれば幸いです。
お手入れアドバイスQ&A
Q、髪は乾かして寝たほうが良いのですか?
A、髪が濡れている状態は髪の中の水素結合が切れている状態です。水素結合が切れると髪は柔らかくなり、とてもダメージしやすい状態になり、摩擦などでキューティクルが剥がれてしまいます。寝る前はドライヤーで乾かしてください。
ヘアケア剤Q&A
Q、肌と髪の乾燥って同じなの?違いはあるの?
A、カラーやパーマをかけていなくても、もともとの髪の水分量の少なくパサつきやすい方はいらっしゃいます。その中でも、実はエアコンなど生活環境の影響でパサついている場合もあります。
夏の紫外線や室内の冷暖房などの使用で、お肌の乾燥を感じたことはないでしょうか?
そんなときは肌の保湿だけに気をつけるのではなく、髪も同じようにうるおいを求めているので、いつもよりしっとりするトリートメントに変えて、特に乾燥のしやすい毛先には十分に栄養を与えて下さい。
また夏の紫外線を防ぐために肌に日焼け止めを塗るように、髪にも紫外線防止効果のあるスタイリング剤がベストです。
Q、トリートメント、コンディショナー、リンス。ちがいを教えて?
A、リンス ・・毛髪表面のキューティクルを整え、滑りや滑らかさを与えます。
コンディショナー・・毛髪表面を整え、内部にコンディショニング成分を与える。
トリートメント・・内部にしっかりとコンディショニング成分を補給し、毛髪を健 やかにする。
これらの成分を求める質感やダメージに合わせて使い分けましょう。
Q、サロンのトリートメントと市販の集中ケアトリートメントのそれぞれの違いと特徴は?
A、サロンで行うトリートメントは、お客様が求める仕上がりを重視します。髪質やダメージに応じて数種類の薬剤を組み合わせて行うものが多いです。
さらに美容室の技術を組み合わせることにより、髪の中に補修成分をしっかり導入し、集中補修することができます。最近では市販のトリートメントの中にも、集中ケアをうたったものが多く見られるようになりました。
市販の集中ケアトリートメントは数日に1度使用し、数週間かけて補修するものがほとんどです。市販の集中ケアトリートメントは、使いやすさに重点をおいているので、1剤式のものが主流になっています。
ダメージや使い方に左右されず、多くの消費者が、平均的な仕上がりになるように造られています。
4cmでも、お客様のさまざまなお悩みにお応えできるように、ヘアケア剤・スタイリング剤を豊富にご用意しております。
髪のお悩み、頭皮のトラブルなど私たち美容師にお応えできることがありましたたら、お気軽にご相談ください。いつでもお待ちしております。
以上、(市販のスタイリング剤とサロンのヘアケア剤の違いについて!知っていますか?)でした。
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