「安いシャンプー」と聞くと、皆さんはどんなイメージを抱きますか?
「安かろう、悪かろうでは?」「いや、安い中にも良いアイテムはあるのかも……」など、様々なことを思い浮かべますよね。
もちろん値段の安いシャンプーが全て悪い、というわけではありません!
ですが中には髪に良くない成分が入っている、頭皮トラブルの原因となり得るシャンプーもあるので注意が必要。
せっかく使うなら、髪と頭皮を健康に保ちたいですよね。
今回は値段の安いシャンプーのデメリットをご紹介致します。
セト
今回は値段の安いシャンプーにはどんなデメリットがあるのか具体的に紹介させていただきますので、キレイな髪の毛をキープしたい!という方はぜひ参考にしてくださいね!
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手軽に買える市販のシャンプー
ドラッグストアでいつでも買える、値段の安い市販のシャンプー。
コスパもよく、気軽に色々なメーカーの商品を試せるのも魅力ですよね。
しかし手軽な分、髪や頭皮にあまり良くない成分が配合されていたりと危険もいっぱい。
市販だから・安いから必ず悪い!とは言い切れません。
ですが大量生産できるようなシャンプーには、コストカットを重視した品質の低い成分を使用していることが多いのも事実です。
セト
サロン専売品のシャンプーなら安全なのか?
では市販の安物がダメなら、サロン専売品(美容室専売品)のシャンプーを買えばいいのか?という疑問が残るはず。
答えを言えば、結果はノー。
サロン専売品でも品質が悪く、その上値段が高めに設定されているシャンプーも多いので十分注意しましょう。
基本的には市販のものより高品質であるケースがほとんどですが、稀に例外もあります。
セト
低品質な安いシャンプーを使い続けると……
品質の良くない、安いシャンプーを使い続けると髪の毛の傷みやきしみ、切れ毛、カラーリングの退色が早い、頭皮のかゆみ、乾燥などが発生!
先程も上述しましたが、低品質で安く販売されているシャンプーにはコストカットのために安く手に入る成分が配合されています。それがトラブルの原因となっているのです。
安いシャンプーには洗浄力が強いものが多く、この“洗浄力”は必要な油分まで落としきってしまいます。
シャンプーによっては、食器用洗剤に使われるような成分が配合されていることもあるんです。
洗剤で髪の毛を洗うと考えると少しゾッとしますよね。。
段々使い続けるうちに水分量が著しく低下していき、気づけばパサパサの手触りの髪の毛になったり、頭皮にかゆみの発生する原因に……。
・ヘアカラーの退色(色落ち)
・髪の毛へのダメージ
・パーマの持ちが悪くなる
・頭皮トラブル
その他にもこれらの原因にもなってしまう可能性があるんです。
セト
安いシャンプーに含まれる良くない成分
まずは配合されていると良くない成分を知っておきましょう。
シャンプーの成分表にこれらの名前があれば、注意が必要です。
ラウリル硫酸Na | ラウリル硫酸カリウム | ラウリルエーテル硫酸Na | ラウレス硫酸ナトリウム |
他にもラウレス-3硫酸アンモニウムやオレフィンスルホン酸という成分も気を付けましょう。
これらは高級アルコール系と呼ばれるシャンプーですが、アルコールとはお酒のことではありません。
炭素数のことです。
洗浄力が非常に高く、成分の値段、つまり原価が安いのが特徴。だから安価で大量生産が可能というわけですね。
大抵市販のシャンプーは上記の成分にプラスして「椿油配合」や「ホホバオイル・アルガンオイル配合」と記載されています。
ですが洗浄力が強い以上、いくらオイルが含まれていてもほとんど意味はありません。
保湿成分よりもパワーが上回るので、結果的に必要な油分まで落としきってしまうのです。
セト
洗浄力が強いということは洗い上がりはさっぱりし、汚れを落とす効果は高いです。
ですが普段の生活でそこまでの汚れが気にならない場合は、使い続ける必要性があまりないでしょう。
安いシャンプーの利点・メリットはコスパが良い、洗浄力が高いことくらいで、他の面ではおすすめできないのが本音です。
成分の効果をもっと詳しく
成分の名前だけ聞いても、これといったイメージが湧きませんよね。
セト
順にみていきましょう。
まずはラウレス硫酸ナトリウム。こちらは頭皮の皮脂をごっそり持っていきやすいので乾燥を激しくさせてしまいます。
ラウレス〇〇、とつく成分は皮脂を取り除きすぎてしまうので、必要な脂・不必要な脂全てを流すほど強いパワーを持っているのです。
ラウレス硫酸ナトリウムのみならず、ラウレス硫酸TEAも十分に気を付けましょう。
ラウリル硫酸Naも同様で、こちらも洗浄力が非常に高いのが恐ろしい点。
一般の洗浄剤にも含まれている成分なので、配合されているシャンプーを使う=掃除用洗浄剤で髪を洗っているのと同じなんだとか……。
いかに強い洗浄力を持っているかがよく分かりますね。
またオレフィンスルホン酸ですが、ラウレス硫酸Naより若干刺激が弱く、植物由来成分の成分も存在します。
そのため自然派と謳ったり、刺激が弱いとアピールをしているシャンプーもあるのですが……洗浄力が弱いのではありません。
むしろ食器用洗剤に使用されるような成分のため、あくまでラウレス硫酸Naに比べたら弱いといったところでしょうか。
ですが成分自体が丸ごと毒!ということではないので配合されていても他の成分とバランスが取れていればそう問題ないようです。
安いシャンプーでも髪に良い成分は入っている?
シャンプーは何も安かろう・悪かろうではありません。
重要視すべきはまず「成分」です。
セト
成分表にココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa等とあれば低刺激で優しい、洗浄力の弱いシャンプーです。
ココイル〇〇、ココアンホ〇〇、ラウロイル〇〇、と覚えておくといいでしょう。
これらは「アミノ酸系シャンプー」と呼ばれ、高級アルコール系に比べるとはるかに刺激も弱くお肌に優しい作り。
洗浄力もマイルドなのですが、洗い上がりはしっとりとしているので必要なうるおいを守ってくれる働きがありますよ。
セト
残念ながら高級アルコール系よりかは値段がやや高くなってしまいます。
ですが1000円程度で買えるものも多いので、必ずしもアミノ酸系シャンプーが高級品とは限りません。
ドラッグストアでも購入できるシャンプーにもアミノ酸系はあるので、しっかりと探してみてください!
すごく低刺激で頭皮に優しいおすすめのシャンプーはこちら!
「肌に優しいものを」というコンセプトに、アミノ酸系洗浄成分と多くの天然の植物成分が配合された当店オリジナルのシャンプーです。
他にも保湿効果が高いバラオイルが頭皮の乾燥を抑えてくれ、頭皮トラブルからも守ってくれる敏感肌の方にもおすすめです。
ぜひ一度使っていただきたいこだわりのシャンプーがこちら!
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おまけ:シリコンシャンプーにも要注意
市販品に多いシリコン配合シャンプー。
ノンシリコンシャンプーがメジャーとなっていますが、実はシリコン=悪者ではありません。
シリコンが配合されていると、この成分がダメージから髪の毛を守ってくれるのでまとまりのあるヘアを目指せます。
ではシリコンシャンプーのどの点を気を付ければいいのか?と言いますと……
実はシリコン配合だと、多くのシャンプーが石油系の洗浄成分を使用しているのです。
石油系となれば洗浄力が高いので、結果的に髪の毛や頭皮トラブルの原因になり得ます。
「まとまる」「洗い上がりがしっとり」「うるおう髪へ」という謳い文句でも、結局は高級アルコール系とそう大差がないため、敏感肌・乾燥肌の人にはおすすめできません。
セト
安いシャンプーの成分に気を付けて!うるおったサラサラ美髪を目指そう
今回は値段が安いシャンプーのデメリットについて詳しく紹介させていただきました。
一概にすべてが悪いわけではありませんが、安いシャンプーは原価も安価であるパターンが多いことを覚えておきましょう。
頭皮もボロボロになってしまうと、美しい髪の毛は手に入りません。
毎日使うものだからこそ、まずはシャンプーの見直しが健康な髪の毛になれる秘訣!
ぜひシャンプーを選ぶ際は成分表をくまなくチェックしてくださいね!
セト
何かわからないことなどありましたら、美容室4cmではお問い合わせフォームでご相談を受け付けております。
質問などありましたら、お気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
以上「値段の安いシャンプーのデメリットまとめ!頭皮と髪に注意が必要」でした!
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