シャンプーについて



頭皮の乾燥が原因のフケや痒み対策はシャンプーが基本!対策方法を紹介!

ムズムズ…ポロポロ…いや~な頭皮トラブルはつい気になってしまいますよね。
乾燥によるフケや痒み対策には、正しくシャンプーを選ぶことが大切です。

オススメは、肌に優しいアミノ酸系のシャンプーです♪
この記事では、そんな頭皮の乾燥やフケが気になる方へ、詳しいシャンプーの選び方と、頭皮トラブルのメカニズムを解説します。

『頭皮のムズムズをなんとかしたい』 『頭皮をキレイに保ちたい』 という人はぜひチェックしてみてください!

スタイリスト松本

「難しい話は苦手・・」という方も安心してください!
美容師がわかりやすく簡単に説明させていただきます!

【この記事を監修した美容師】

美容院 4cm 野々市店スタイリスト
松本 優海
 
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シャンプーの種類は大きく分けて3つ

頭皮の乾燥やフケにはアミノ酸系シャンプーがオススメ!と紹介しましたが、『そもそもシャンプーにどんな種類があるのかよく分からない…』という方も多いと思います。

それぞれの違いが分からなければ、どれを選んでいいのか判断に困りますよね?

シャンプーは大きく分けて、『アミノ酸系シャンプー』『高級アルコール系シャンプー』『せっけん系シャンプー』に分類されます。

メリット・デメリットと合わせて、それぞれのシャンプーの特徴をご紹介します。

スタイリスト松本

すごく大切なポイントなので覚えておいてくださいねー!

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーの最大の特徴は、洗浄力がマイルドで頭皮に優しいということです。
頭皮の痒みやフケに悩んでいる方に最もオススメするシャンプーです。

髪の毛は体の一部であるため、できるだけ刺激が少ないものを使いたいですよね。
アミノ酸は人間の体にとって重要なたんぱく質を構成する成分なので、髪の毛にも安心して使えます。

スタイリスト松本

シャンプーの中でも肌と髪に優しいのがこのアミノ酸系シャンプーです!
よく美容室でも使われているタイプのシャンプーですね。

 
【アミノ酸系シャンプーのメリット】
髪や頭皮に優しいシャンプーであるため、敏感肌や乾燥肌の方でも使いやすいことがメリットです。
カラーやパーマで傷んだ髪の補修やパサつき防止にも役立ちます。

【アミノ酸系シャンプーのデメリット】
優しい洗い心地であるため、洗浄力がやや弱いと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
しっかりと洗わないと、整髪料などの汚れが頭皮に残る場合があります。
また、アミノ酸系シャンプーは、原価が高いため、一般的なシャンプーより価格が高い商品が多いです。

アミノ酸シャンプーに使用される洗浄成分

・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイルメチルタウリンNa
・ココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルタウリンNa
・ココイルサルコシンNa
・ラウロイルサルコシンNa

高級アルコール系シャンプー

ドラッグストアなどで販売されているシャンプーの多くは、この高級アルコール系シャンプーに分類されます。
低価格で販売されており、手に入りやすいシャンプーです。
泡立ちが良く、スッキリとした洗い心地が人気の理由のひとつです。

スタイリスト松本

洗浄力の強さが特徴の高級アルコール系シャンプーです。
ただし、肌が弱い方には正直あまりオススメできないシャンプーです。

 
【高級アルコール系シャンプーのメリット】
洗浄力が他の種類に比べ高いため、しっかり汚れを落としたいという方にオススメです。
また、高級アルコール系シャンプーの成分の原料である石油は安価で手に入るため、お求めやすい価格なのもポイントです。

【高級アルコール系シャンプーのデメリット】
シャンプーの中で一番洗浄力が高いため、頭皮の皮脂を取りすぎてしまう場合があります。
皮脂には頭皮を乾燥や紫外線などの刺激から守ってくれる大切な機能があります。
その皮脂が過剰に除去されることにより、頭皮へのダメージを招く恐れがあります。

高級アルコール系シャンプーに使用される洗浄成分

・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウレス塩酸アンモニウム
・ラウリル硫酸塩

せっけん系シャンプー

洗浄成分であるせっけんは、天然原料で無添加なので、人気が高いシャンプーです。
汚れをしっかり落とす高い洗浄力もあります。

スタイリスト松本

肌に優しそうな石鹸シャンプーですが、どちらかというと洗浄力は少し強めです。
他にも髪質にもよりますが、使うと手触りが悪くなることもあります。

 
【せっけん系シャンプーのメリット】
原料が天然の植物などで作られているため、安全性が高く、敏感肌の方でも使いやすいシャンプーです。
洗浄力は高いため、スッキリとした洗い心地を感じることができます。

【せっけん系シャンプーのデメリット】
せっけん系シャンプーは、洗いあがりの髪がキシみやすく、指通りが悪くなりやすいです。
一般的なシャンプーに配合されている、ツヤをよくするためのシリコンが配合されていないことが多いためです。
また、洗髪直後は弱酸性の髪や頭皮をアルカリ性に変えてしまうため、キューティクルが開いた状態になってしまいます。

せっけん系シャンプーに使用される洗浄成分

・脂肪酸Na
・脂肪酸K
・石けん用素地

やはり頭皮の乾燥やフケ、痒みが気になる方にはアミノ酸系シャンプーがオススメ!

ここまで3つの種類のシャンプーを紹介しましたが、やはり頭皮の乾燥やフケ、痒みが気になる場合はアミノ酸系シャンプーがオススメです!

その理由は3つのシャンプーの中で低刺激だからです。

頭皮に乾燥・痒みを感じる時やフケが発生しているときは、何か頭皮にトラブルが起きている状態です。

そんなときはやはりなるべく刺激を与えずに洗ってあげることが頭皮にとって1番良いです。
逆に洗浄力が強いシャンプーを使い続けていても、頭皮の状態を改善させるのはかなり難しくなります。

スタイリスト松本

低刺激のシャンプーは肌に良いだけではなく、髪の毛にも良いので一石二鳥!!

 
それではここからは実際に頭皮の乾燥やフケ、痒みが気になる方にオススメのシャンプーの選び方について紹介していきましょう!

頭皮の乾燥で悩む方にオススメ!シャンプーの選び方

乾燥肌・敏感肌の方や、乾燥によるフケや痒みでお困りの方は、洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーがオススメです。

さらに、天然由来のエッセンシャルオイルなど保湿成分が入っているものだと、保湿力が高く、使用感も期待できるでしょう。

スタイリスト松本

簡単にシャンプー選びのポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてくださいねー!

ポイント1.保湿力の高いシャンプーを選ぶ

ひとつめのポイントは、『保湿力が高いシャンプーを選ぶ』ということです。

頭皮が乾燥しているということは、その乾燥を防ぐためにしっかり潤いを与えてあげるということですね!

潤いがプラスされることで、フケや痒みが発生しにくくなります。

シャンプーの保湿成分には以下のようなものがあります。

シャンプーボトルの表示成分をチェックしてみましょう。

スタイリスト松本

シャンプーを選ぶ際はこのボトルに表示されている成分をチェックすることが基本中の基本です!

 

【効果的な保湿成分の例】
アルギニン
海藻エキス
グリセリン
ヒアルロン酸Na

ポイント2.洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーを選ぶ

冒頭からお伝えしているとおり、頭皮の乾燥によるフケや痒みでお困りの方には、『アミノ酸系シャンプー』がオススメです。

洗浄力が強いシャンプーは、必要な皮脂まで洗い落としてしまう恐れがあり、フケや痒みの原因となる炎症が起きやすくなるかです。
さらに頭皮の状態を悪化させてしますこともあります。

おさらいになりますが、以下のような成分表示があるかどうか確認してくださいね。

【アミノ酸シャンプーに使用される代表的な洗浄成分】
・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイルメチルタウリンNa
・ココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルタウリンNa
・ココイルサルコシンNa
・ラウロイルサルコシンNa

紹介した成分は、どれも肌への刺激が少なく、優しい洗い心地を体感できます。

スタイリスト松本

頭皮の乾燥・フケ・痒みに悩む方はぜひこの成分が配合されているシャンプーを使ってみてくださいね!

ポイント3.植物性由来のシャンプーを選ぶ

植物由来の成分で作られているシャンプーは、頭皮や髪に優しい成分を配合しているため、低刺激なのがオススメのポイントです。

必要以上に皮脂を取りすぎて乾燥や炎症を起こしてしまうということも発生しにくくなります。

また、天然の成分の香りは、リラックス効果が期待できるという理由で人気があります。

スタイリスト松本

逆に、以下のような成分は頭皮に刺激を与えてしまうので注意してください!

成分表示を確認してみてくださいね。

【頭皮に刺激を与える成分の例】
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウレス塩酸アンモニウム
・ラウリル硫酸塩

頭皮は体の一部だからこそ、優しい成分でできたシャンプーを選び、頭皮トラブルを防ぎましょう!

頭皮の乾燥が原因のフケや痒み対策にオススメのシャンプーを紹介!

「シャンプーの選び方はわかったけど、自分で選ぶのはちょっとめんどくさい・・」

スタイリスト松本

中にはそんな方もいらっしゃると思います!

ここで1つオススメのシャンプーを紹介したいと思うので、よかったら参考にしてくださいね!

こちらは当店美容室4cmが作成・販売しているオーガニックシャンプー「ザ・オーガニック」です。

肌に優しいことを最優先に考えられ作成しました。

優しい低刺激のアミノ酸系洗浄成分と、天然の植物成分が配合されており、頭皮や髪の毛への刺激を最低限まで抑えてくれるオーガニックヘアケアシリーズです。

頭皮の乾燥に効果が期待できる保湿効果が高いバラオイルも配合されています。

頭皮の乾燥やフケ・痒みが気になる方はもちろん、元々肌が荒れやすい体質の方はぜひ一度使ってみてください。

詳しいことはこちらでも紹介しています。
ザ・オーガニック商品ページ↓↓
THE Organic Original Shampoo & Treatment

スタイリスト松本

もちろん使うシャンプーも大事ですが、頭皮を守るためには洗い方も大事です!

続いては洗い方について紹介するので、ぜひこちらも参考にしてくださいねー!

 

シャンプーをより効果的に!洗い方の基本

頭皮トラブルを防ぐためには、シャンプー選びだけじゃなく、シャンプーの使い方も大切です♪
洗い方の基本をおさえておきましょう。

それでは順番に紹介していきます。

今日から洗う時に実践してみてください。

1.髪を濡らす前に『ブラッシング』

意外とやっていない方が多い『洗髪前のブラッシング』は、髪の表面についた不純物を取り除いてくれる効果があります。

また、髪のほつれをほどいてくれるので、切れ毛などを防ぐことができます。

ブラッシングにより頭皮の血行も促進されますよ!

スタイリスト松本

ただし頭皮が乾燥して痒みがあると、気が付かない間に頭皮のブラシでゴシゴシしてしまうことも。。
頭皮が傷つく原因になるので注意してください!

 

2.『予洗い』は丁寧に1分間

『予洗い』とは、シャンプーをつける前に、髪をお湯で流すことです。

なんとなく髪を濡らしているという方も多いと思いますが、じつはとても大切な部分なので、しっかりチェックしてくださいね!

正しい方法は、37~38度くらいのお湯で、1分を目安に頭皮から毛先までしっかり濡らすことです。

この予洗いで、髪や頭皮に付着した汚れが取れます。

頭皮に汚れが溜まっている場合も、予洗いをしっかり行うことで汚れを落とすことができます。

初めは1分が長く感じることもありますが、丁寧にお湯で洗ってあげてくださいね。

3.『指の腹』を使って、やさしくマッサージするように

シャンプーは十分に泡立ててから、頭皮を指の腹でマッサージするように優しく洗います。爪を立てたり、ゴシゴシこすったりしてはいけません。

あくまでも『マッサージ』するように意識してくださいね。

マッサージ効果により、血行が良くなり、頭皮環境も改善されます。

スタイリスト松本

頭を洗うときは強い力を使う必要はありません!
優しく洗うのがポイントです!

 

4.『流し残し』がないように

シャンプーが終わったら、あとは洗い流すだけです!でも、ここで流し残しがあると台無しです。

予洗い以上に、シャンプー残りがないようにしっかり流しましょう。

スタイリスト松本

シャンプーが頭皮に残ってしまってもかゆみの原因になります。

しっかり洗い流して終わることを意識してくださいね。

ムズムズ…頭皮の痒みが発生する原因は?

では頭皮の痒みはなぜ発生するのでしょうか?

乾燥以外にもさまざまな原因があるので、おさえておきましょう。

スタイリスト松本

この記事をご覧になっているということは、頭皮に痒みが発生している方かもしれませんね?

原因を把握しておくことも大切なので原因をちゃんと把握しましょう!

原因1.雑菌による痒み

皮脂が過剰に分泌されると、皮脂を栄養にしている雑菌が繁殖しやすくなり、それが痒みとなってあらわれます。
代表的なのは、ニキビの原因菌である『マラセチア菌』です。

また、濡れた髪をそのまま放置していたり、汗をかいたりすると更に雑菌が繁殖しやすくなります。

雑菌が繁殖すると炎症を起こすため、痒みが発生します。

原因2.ダニによる痒み

頭皮には菌だけでなく、ダニもいます。

ダニは、『デモデクスブレビス』という炎症を引き起こすタイプのダニと、『デモデクスフォリキュロラム』という抜け毛の原因になるタイプがあります。

これらのダニは、毛穴の中に住み着いていて、夜になると出てきます。
ダニが大量発生するとアレルギー反応を起こしたり、ダニに噛まれたりし、痒みを引き起こします。

スタイリスト松本

菌やダニと聞くとゾッとする方もいると思いますが、しっかり丁寧に洗って乾かすことで予防できますよ!

原因3.頭皮の乾燥による痒み

頭皮に限らず、肌が乾燥すると痒みを伴います。

頭皮や皮膚には、外部環境の刺激から肌を守るための皮脂による適度な潤いが必要です。

その皮脂が足りない状態で乾燥すると、頭皮のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でも痒みを感じるようになるのです。

頭皮が乾燥する原因はいくつか考えられます。
ひとつは、洗浄力の強いシャンプーで頭皮をゴシゴシ洗うという行為です。
洗浄力の強いシャンプーは頭皮の汚れだけでなく、必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。
 

また、紫外線が乾燥を引き起こしているケースもあります。

紫外線を受けた頭皮は乾燥しやすくなり、結果的に痒くなってしまうのです。

スタイリスト松本

肌の乾燥を気にする方は多いですが、頭皮の乾燥を気にする方は少ないんです。。

ぜひシャンプーで頭皮の乾燥対策をしてあげてください!

原因5.ストレスによる痒み

精神的なストレスにより神経が敏感になり、痒みを感じやすくなるということが考えられます。

また、ストレスによる血行不良やホルモンバランスの乱れなどが原因で、頭皮環境が悪化し痒みにつながるということもあります。

スタイリスト松本

ストレスも頭皮の乾燥の原因になってしまうんですね。。

ストレスが溜まっていると自覚がある方は、ストレスを解消しましょう!!

ポロポロ…頭皮のフケが発生する原因は?

ここからは頭皮のフケが発生してしまう原因について紹介していきます。

フケは大きく分けて2種類あり、『乾燥によるフケ(乾性フケ)』『皮脂によるフケ(脂性フケ)』があります。
頭皮は体の中でもとくに皮脂の分泌が盛んな場所であり、ほどよい皮脂は頭皮を外部の刺激から守り、潤いを与えてくれます。

スタイリスト松本

今フケに悩んでいるという方は参考にしてください!

原因1.乾燥によるフケ

洗浄力が強すぎるシャンプーを使用したり、頭皮を洗いすぎたりすることが原因で、頭皮は乾燥してしまいます。

乾燥した頭皮は免疫力が低下し、ターンオーバーのリズムが崩れてしまいます。
未熟な状態ではがれ落ちた角質細胞が『フケ』とよばれるものです。

乾性フケは、白くて細かく、カサカサとしているのが特徴です。

空気が乾燥する寒い時期を中心に多くなります。

スタイリスト松本

このフケは頭皮の乾燥を防ぐことが1番の対策方法です!

紹介したように低刺激で保湿効果が高いシャンプーを使うことをオススメします!

原因2.皮脂によるフケ

皮脂が過剰に分泌されると、皮脂を栄養とするマラセチア菌が必要以上に繁殖します。
菌の繁殖により頭皮が刺激を受け、ターンオーバーが乱れ、フケが発生します。

脂性肌のタイプの方は、頭皮に皮脂や汗が発生しやすいため、フケも生じやすいといわれています。
脂性フケは、黄色がかった白色で、湿りっけがあるのが特徴です。
湿気があるため、頭皮や髪にはりつき、塊となって落ちることもあります。

湿度が高い梅雨から夏にかけて発生しやすくなります。

スタイリスト松本

このフケは頭皮をしっかり洗ってあげましょう!

予洗いと時間をかけて洗えば意外と簡単に治ることもありますよ!

【体験談】ちゃんとシャンプーしているのにどうして?

スタイリスト松本

こちらは実際にフケに悩まれていたお客様からご相談を受けた時のお話です。

 
私は学生の頃、ひどいフケに悩まされていたことがありました…
いわゆる『乾性フケ』で、いくら取り除いても、ポロポロと白いフケが出てしまうことに、当時はひどく悩んでいました。

『毎日ちゃんとシャンプーもしているし、こんなに気をつけているのにどうして?』不思議でたまらず、ネットで毎日のように対策方法を検索していたのを覚えています。

ネットで探してもよくわからずにいた日々が続いたので、勇気を持って美容師さんに相談すると、判明した原因は、『洗いすぎ』ということ。
頭皮のニオイが気になったことから、シャンプーでしっかり洗うようになったのが事の発端でした。

その後、フケが出てしまい、さらにゴシゴシ洗って…という悪循環を起こしていたのです。
よかれと思っていた行為がフケの原因だなんて、その時は想像もしていませんでした。

その後、シャンプー選びや洗い方を見直したことで、フケは徐々になくなっていきました。

スタイリスト松本

やはりフケの悩みは相談しにくいとは思いますが、頭皮の異変に気づいたときは私たちプロに相談してください!
できるだけ解決に導けるように頭皮の状態に合ったケア方法を紹介します!

頭皮の痒みとフケの対策方法

スタイリスト松本

それでは最後に頭皮の痒みやフケの対策方法について紹介していきましょう!

シャンプーを変えることだけではなく、日頃の行動や意識をちょっと変えるだけでも頭皮環境はよくなります!

まずは簡単にできることから試してくださいね。

対策方法1.頭皮を優しく洗う

正しいシャンプーの仕方については、先ほどお伝えした通りです。

ポイントは、『優しく』ということですね。また、できればシャワーだけで済ませるのではなく、温かいお風呂にも入りましょう。
湯舟にゆっくりと浸かることで頭皮の毛穴が開き、汗や汚れを落としてくれます。

加えて、乾燥による痒みで困っている方は、シャンプー後に保湿力が高いトリートメントで頭皮をパックしてあげるのも効果的です。

スタイリスト松本

シャンプーをするときは髪を洗うのではなく、頭皮を洗うことを意識するとキレイに汚れが落とせますよ!

対策方法2.頭皮ローションやオイルを使う

シャンプーはあくまでも、頭皮の汚れを落すためのものです。
そのため、乾燥した頭皮を改善するためには、頭皮や髪のケアが効果的です。

乾燥には、ローションタイプやオイルタイプなどのヘアケアアイテムを取り入れてみましょう。

こちらではオススメの頭皮用ローション・化粧水を紹介していますのでこちらもご覧ください!
頭皮の乾燥対策にオススメの化粧水とは?シャンプーも大切です!
 
ここからはお風呂上りなどに、ケアをしてあげることで、リラックス効果も期待できます。

スタイリスト松本

頭皮ケアにオススメするエッセンシャルオイルをご紹介します♪
これらが配合されているローションを使うと頭皮の乾燥対策にオススメですよ!

 

・ホホバオイル
ホホバの種子から抽出したオイルで、肌への刺激が少ないオススメのエッセンシャルオイルです。

紫外線のダメージも和らげてくれる働きがあることから、ダメージによる乾燥をおさえる効果が期待できます。

・オリーブオイル
オリーブオイルというと食用を思い浮かべますが、美容目的専用のオリーブオイルもあります。
ビタミンEや美肌効果が期待できるスクワランを含んでおり、オレイン酸が頭皮を乾燥から守り保湿してくれます。

・アルガンオイル
アルガンノキという樹木の種子から抽出されたオイルです。
抗酸化作用に優れており、ビタミンEが豊富です。

・ツバキオイル
古くから髪の美容に愛用されてきたオイルで、人気があります。
オレイン酸が豊富で保湿作用が高いため、頭皮の乾燥でお悩みの方にもオススメです。
また、殺菌作用があるサポニンを含んでおり、頭皮ニキビなどの炎症への予防効果も期待できます。

・オレンジ・スイート
初心者でも扱いやすいオレンジ・スイートは、さわやかな香りでストレス解消効果が期待できます。

血行促進に効き、毛穴につまった汚れなどを自然と排除してくれます。
 

・ローズマリーオイル
ローズマリーは美容品などにも多く使われるハーブで、頭皮には血行促進や消炎作用、抗菌作用などが期待できます。

・カモミール
カモミールには、炎症をおさせて痛みを和らげたり、精神を落ち着かせたりという効果があるといわれています。
フケが出ている時や頭皮の健康状態がよくないというときにオススメのエッセンシャルオイルです。

・マルラオイル
マルラオイルは、ビタミンCとE、オレイン酸が多く含まれています。
ベビーオイルなどにも使われるほど低刺激なので、乾燥肌の方、敏感肌の方も安心して使えます。
軽い質感でニオイも少ないため、頭皮のマッサージに使いやすいでしょう。

・ユーカリオイル
ユーカリの葉から抽出したユーカリオイルは、スッキリとした香りが特徴です。
抗菌作用があり、フケや痒みを防いでくれる効果があります。

・あんず油
漢方の材料としても活用されてきたあんず油は、皮膚を柔らかくする効果があります。
また、サラリとした付け心地なので、『オイルのベタベタ感が苦手…』という方にもオススメです。

・グレープフルーツオイル
グレープフルーツは、スイートオレンジから作られた交配種です。
浄化作用があり、ニキビ肌や脂性肌に向いています。

乾燥肌の方は皮脂が除去されてしまうため、あまりオススメできません。

・ティーツリーオイル
ティーツリーオイルは、髪や頭皮の乾燥が気になるときにオススメです。
抗菌作用が高く、皮膚や頭皮を清潔に保ってくれます。

頭皮に炎症が起きている場合、ティーツリーの殺菌作用により、フケや痒みを鎮めることができます。
消臭効果もあるため、気になるニオイもおさえてくれますよ。

・ゼラニウムオイル
南アフリカが原産地のフウロソウ科のお花であるゼラニウム。
ほのかに甘い香りと、ミントのようなさわやかな香りが人気のエッセンシャルオイルです。

頭皮につけると血流が改善され、栄養が頭皮全体に行きわたります。

対策方法3.ドライヤーは温風と冷風を使い分ける

シャンプー後のドライヤーも頭皮へダメージを与えている可能性があるんです!
ぜひ日頃のドライヤーの使い方も見直してくださいね。

スタイリスト松本

それでは正しいドライヤーの手順を紹介していきます!

 

まず、お風呂から上がったらタオルドライで水分を軽く拭き取ります。

その後、髪の長さやボリュームにあわせて、5~10分を目安にドライヤーで乾かします。
8割くらい乾いた状態がベストタイミングです。

そして、次にドライヤーをクールモードや送風に切り替え、クールダウンさせながら最後まで乾かします。

ちなみに、ドライヤーを使わないという方もいると思いますが、髪が濡れた状態で放置すると頭皮を乾燥させる原因になりますので、自然乾燥ではなくドライヤーを使ってくださいね。

対策方法4.食生活・生活習慣を見直す

食生活や生活習慣の乱れも頭皮トラブルにつながる恐れがありますので、この機会に見直してみてくださいね♪

大切なのは、バランスのとれた食事(栄養)、良質な睡眠、適度な運動、ストレス発散です。ライフサイクルが整い、心身ともに健康になることで頭皮環境は改善されます。

忙しいとすべてを整えることは難しいかもしれませんが、ちょっと意識するだけでも違いますよ。

頭皮の健康に必要な成分は、『ミネラル』『亜鉛』『マンガン』『鉄分』などです。
 

亜鉛は納豆ブロッコリーなどに含まれ、マンガンは豆類ナッツ茶葉などに多く含まれています。

不摂生な生活や過剰なダイエットで食生活が乱れている方は、『たんぱく質』や『ビタミン』も大切です。たんぱく質とビタミンは、お肌や頭皮のターンオーバーを促してくれます。

どうしても食事での摂取が難しい場合は、サプリメントなどを併用してもOKです。

スタイリスト松本

栄養素について、もう少し詳しく解説しますね!

 

頭皮の乾燥にはこれ!大切な栄養素

・たんぱく質

3大栄養素の1つである、『たんぱく質』は、頭皮の健康に欠かせない栄養素です。
たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚、ホルモンなどを作る役目だけでなく、保湿効果もあると知っていましたか?

たんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されていますが、体内では合成できない『必須アミノ酸』を含む食品が不足すると、たんぱく質が上手に作られなくなります。
その結果、頭皮の表面にある角質層の水分が不足し、その下の真皮層の潤いも失われやすくなり、頭皮が乾燥するということです。
 

・ビタミン、ミネラル

ビタミンやミネラルは、ほかの栄養素の働きをサポートして体の調子を整える働きを持っています。

たんぱく質が皮膚を作る際にはビタミンやミネラルを必要とします。
そのため、ビタミンやミネラルが不足していると皮膚の血行や新陳代謝が悪くなり、頭皮の乾燥につながるという仕組みです。

頭皮の乾燥に“いい”食べ物

頭皮の乾燥にいい食べ物は、たんぱく質の元となる必須アミノ酸やビタミン、ミネラルを多く含む食品です。

必須アミノ酸を多く含む食べ物

たんぱく質には植物性と動物性の2種類あり、必須アミノ酸は肉や魚、乳製品などの動物性たんぱく質に多く含まれています。
頭皮の乾燥にいいのは、良質なたんぱく質であることを示す『アミノ酸スコア』が高い食品で、牛肉・鶏肉・卵・あじ・牛乳・納豆などが代表的です。

ビタミンやミネラルを多く含む食べ物

頭皮の乾燥を防ぐ機能を持つビタミンとして、『ビタミンA』『ビタミンB』群に属する『ビタミン B2』『ビオチン』『ビタミンC』『ビタミンE』などがあります。
ミネラルは、『亜鉛』『鉄』『マグネシウム』『カルシウム』などを多く含む食品が効果的です。
代表的な食べ物は、ウナギ・カキ・牛肉・レバー・卵・サバ・イワシ・小魚・アサリ・牛乳・ヨーグルト・チーズ・バナナ・イチゴ・ほうれん草・ゴマなどがあります。
 

頭皮の乾燥に“よくない”食べ物

頭皮の乾燥によくない食べ物もあります。

痒みやフケで困っているときは、刺激の強いものや糖分、脂肪分を多く含む食品の過剰摂取は避けたほうがいいでしょう。

例えば、香辛料・コーヒー・ケーキ・チョコレート・スナック菓子・ジュース・ラーメン・ビールなどがあります。

対策方法5.紫外線から頭皮を守る

紫外線を強く浴びると、頭皮の乾燥を引き起こします。

スタイリスト松本

顔や手の紫外線対策をしている方が多いですが、頭皮も紫外線対策が重要なんです!

 

外での作業が多い方や、外出が多い方は帽子を被ったり、なるべく日陰を歩いたりと工夫しましょう。

ただし、帽子を長時間被っていると汗をかき、雑菌が繁殖する可能性があります。
適度に通気するなど心がけ、頭皮を清潔に保ちましょう。

対策方法6.自分の当にの状態に合ったシャンプーを選ぶ

自分の頭皮にあったシャンプーを選ぶことで、頭皮環境はグンと改善されます。

頭皮が健康な状態に保たれれば、フケや痒みなどのトラブルも少しずつ減るはずです。

今回は頭皮の乾燥やフケ・痒みにお悩みの方にシャンプーの選び方やオススメのシャンプーを紹介しましたが、やはり頭皮の状態を左右するのは毎日使うシャンプーです。

頭皮に乾燥や痒みを感じたときは、ぜひシャンプーを見直すことから始めてみてください。
 

スタイリスト松本

キレイな髪の毛をキープするためにも頭皮の健康状態はとても重要なものです。

ぜひ今回紹介した情報をもとに頭皮のケアをしてあげてくださいね!

また何かご相談・ご質問などありましたら、お気軽に美容室4cmお問い合わせフォームにお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

以上(頭皮の乾燥が原因のフケや痒み対策はシャンプーが基本!対策方法を紹介!)でしたー!

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